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代表取締役
小野 鉄平

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

まずは、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々、ご家族および関係者の方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方々に心からお見舞い申し上げます。 また、診療や感染拡大防止に日々ご尽力されている医療従事者、介護従事者の皆様に敬意を表します。

2021年6月期第2四半期累計期間(2020年7月1日~2020年12月31日)の弊社事業活動についてご報告させていただきます。同累計期間の業績は、売上高2,325百万円、営業利益198百万円、経常利益200百万円、当期純利益136百万円でありました。事業活動の経緯は、次のとおりです。
当第1四半期(2020年7月1日~2020年9月30日)の業績は、当初の予想に違わず低調のまま推移しました。一方、当第1四半期の受注状況は、大学・官公庁からの需要拡大などを背景に複数の大型案件を獲得しV字回復を果たしました。この流れを受け、当第2四半期(2020年10月1日~2020年12月31日)におけるHPCおよびCTO両事業の業績は大幅に伸張、不透明感漂うコロナ禍にあって、第2四半期単体の業績としては、過去最高を記録しました。先端技術に対する需要が上向きであることに加え、第2四半期の受注状況も引き続き堅調であることから、概ね良好な状態で2021年6月期第2四半期累計期間を終えることができたと考えております。見通しの悪い経済状況下にあって、こうしたご報告ができますことは、ひとえに株主の皆様のご支援とご指導の賜物であり、厚く御礼申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染症拡大は、100年に一度と言われる社会の変容をもたらしました。日々の通勤通学、賑やかな食事、楽しい旅行や年中行事など、従来の日常では極めて当然とされていた行為が厳しく制限され、いつ罹患するか分からない不安から「マスク・手洗い・うがい」の衛生行動が習慣となり、「3密回避」、「自粛」、「テレワーク」といった行動様式が定着しました。人々は従来の日常への回帰を望みつつも、もはや元に戻ることはできないという現実を受け入れ、新しい環境へ順応しようとしています。そして、この葛藤の中から新しい価値観が生まれつつあります。
このような新型コロナウイルス感染症がもたらした新しい社会環境のなかで、これまでとは異なる価値観を受け入れ、力強く生き抜くための糸口は、“科学技術のイノベーション”にあります。

弊社は、2006年の会社設立以来、「人とコンピューティングの力で世界平和に貢献する」という経営理念、「人の創造力とコンピューティングを融合させ未来をつくる企業になる」というビジョン、「研究者には研究する力、開発者には製品を開発する力を提供すること」というミッションを掲げ、科学技術計算用コンピュータのソフトウェア・ハードウェア開発、システム構築、受託計算、クラウドサービス等を含めた各種ソリューションなどをワンストップで提供し、人類の様々な難題に挑戦している研究者や開発者を支援し続けてまいりました。
“科学技術のイノベーション”が渇望される今だからこそ、弊社従業員一同、その果たすべき使命の重みを自覚し、弊社ならではの立脚点から、科学技術の発展に貢献してまいる所存であります。

株主の皆様におかれましては、今後ともご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、一刻も早い事態の収束と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。

2021年2月
HPCシステムズ株式会社 代表取締役